
こんにちは!聖士です。
コーヒーフィルターと言っても素材から形まで色々な物があって悩んでいませんか?
私は、何もわからないままコーヒー豆をスーパーで買ってきて、
「美味しくないな…」
と思いながら自分で淹れたコーヒーを飲み続けて悶々としていた時期が長くありました。
そのような経験を経て、
「どうすれば美味しいコーヒーを淹れることができるのだろう?」
という思いでたどり着いたのが、コーヒーフィルターの違いです。
15年以上コーヒーを飲み続けて試行錯誤した結果、私が辿り着いたおすすめは「ステンレスのプレス式コーヒーフィルター」なのですが、最も一般的に使われる紙フィルターとは、味やコストなど様々な角度で違いがあるんです。
そこでこの記事では、ステンレスプレス式フィルターとペーパーフィルターを比較して
- コーヒーの味の違い
- コスト(費用)の違い
- 淹れる手間や淹れる時間の違い
- 場面ごとの使い分け方の違い
についてそれぞれ解説していきます。
何より、この記事を読んで、コーヒーフィルターの違いを活かし方を知れば、美味しいコーヒーを簡単に淹れることができるようになります!
自分だけでなく、お友達などご家庭へのお客様にも「コーヒー美味しい!!」と言ってもらうためにも、ぜひこの記事でコーヒーフィルターの違いを覚えていってくださいね。
目次
コーヒーフィルターの種類として代表的な「紙」と「ステンレス」の違いを解説!
コーヒーフィルターと一言いっても、フィルターの素材が異なる商品が沢山売られています。
主流なのが「紙フィルター」と「ステンレスフィルター」と呼ばれる二つのものです。
これらについて、以下では味、コスパ、淹れる手間や時間の観点で、違いを解説していきます!
フィルター素材の特性によって味に違いが出る
紙フィルターはコーヒーの粉をしっかりフィルターで吸収してさっぱりとした味になる
私が、細かく挽かれているコーヒー豆をステンレスフィルターで淹れたとき、コーヒーの粉がカップに一杯入ってしまって、上手にコーヒーを淹れがられなかった経験があります。
コーヒーに粉っぽさが出てしまい、まずいコーヒーになってしまいました。
これが、細かく挽いたコーヒー豆を、紙フィルターで淹れると、細かいコーヒーの粉をしっかり受けてくれるため、粉っぽさを感じさせず、さっぱりとした美味しいコーヒーを入れることができたのです!
紙はとってもフィルターの目が細かいので、細かく挽いたコーヒー豆には最適です。
ただ、さっぱりしたコーヒーを飲むには紙フィルターが最適ですが、紙フィルターはコーヒー豆の油分も吸収してしまうので、重みのあるこってりとしたコーヒーを味わうことはできません。
ステンレスフィルターはコーヒー豆の油分を抽出でき本来の味を引き出す
粗挽きで挽いたコーヒー豆をステンレスフィルターで淹れると、コーヒーの油分がしっかりとコーヒーに入ります。
この油分によって、本来のコーヒー豆の味を十分引き出した、重みのあるこってりとしたコーヒーの味になり、私はコーヒーに飲みごたえを感じます。
私は重みのあるこってりとした、コーヒーの味を味わうようになってから、コーヒー豆の違いに一層興味が沸くようになりました。
コーヒー豆の違いをしっかりと引き出すためには、ステンレスフィルターが一番です。
ただし、細かく挽いたコーヒー豆は、油分も抽出しずらく、ステンレスフィルターでは取り切れない細かいコーヒーの粉ががカップに出てしまいます。
フィルターの素材によるコスパに違いがある
紙フィルターの場合、100枚で200円~400円位、ステンレスフィルターの場合、2000円位で購入できます。
200円の紙フィルターを使って毎日コーヒーを3杯程度飲んだ場合、年間2400円となります。
ステンレスフィルターは基本的にずっと使えるものなので、一度購入すれば良いですからステンレスフィルターが2000円と考えた場合、毎日コーヒー飲む人であればステンレスフィルターの方がコスパが高いですね!
ただし、ステンレスフィルターの場合は、淹れ終わった後、洗浄が必要です。
洗浄を怠ると劣化が早くなってしまいます。
洗浄については後述しますね。
淹れる手間や淹れる時間に違いがある
紙フィルターの場合
私が紙フィルターを使用する場合、以下の手順で淹れます。
[淹れる手順]
- フィルター受けに紙フィルターをセット
- 紙フィルターに挽いた豆を投入
- 豆の上から熱湯を注ぐ
- コーヒーの出来上がり
- 紙フィルターごとコーヒー豆を捨てる
- 紙フィルター受けをさっと水で流す
この手順であれば、淹れた後に紙フィルターごと捨てればよいので、私は気にっています。
[淹れる時間]
紙フィルターは1人分~2人分淹れることができます。
購入した紙フィルターの説明に最大4人分と記載されていても、私は2人分しか淹れません。
なぜかというと、時間が経つにつれてコーヒー豆が膨張し、お湯がフィルターを通っていかなくなってしまい淹れるのに、10分位かかってしまうからです。
ゆっくりコーヒー豆をお湯が通って行くから良いという人もいますが、実際に4人分紙フィルターで淹れて疲れましたので、お勧めはしません。
ステンレスフィルターの場合
ステンレスフィルターは、紙フィルターのようにフィルター受けに紙をセットするようなひと手間はなく、一度に4人分のコーヒーを楽々淹れられるので、私は頻繁にステンレスフィルターを使います。
私がステンレスフィルターを使る場合は、以下の手順で淹れます。
[淹れる手順]
- ステンレスフィルターに粗く挽いた豆を投入
- 豆の上から熱湯を注ぐ
- コーヒーの出来上がり
- ステンレスフィルターに残ったコーヒー豆を捨てる
- ステンレスフィルターに残った細かいコーヒー豆の残りをブラシなどで取り除く
- ステンレスフィルターを流水でよく流す
[淹れる時間]
ステンレスフィルターの場合、1人分~5人分淹れることができ、5人分淹れる場合も、4分で淹れることができます。
実際に5人分を4分でお客様にお出ししたときは、あまりの速さで、お客様に驚かれたこともありました。
とっても楽なので、私はステンレスフィルターを常用していますよ。
コーヒーフィルターの選び方はコーヒー豆とセットで考えるのがポイント!
この記事を読んでくださっている方たちであれば、これからどんなフィルターを使ってみようかなと思っているかもしれません。
お試しで、スーパーにある粉状のものを購入する場合は、紙フィルターをお勧めします!!
なぜなら粉状のコーヒー豆は目詰まりしやすく、ステンレスは少しメンテナンスが大変になるからです。
紙フィルターであれば、淹れ終わったコーヒー豆を紙フィルターごと捨てれば良いだけですから簡単ですよ。
コーヒー豆を自分で挽いてみよう思うのであれば、ステンレスがいいですね!
紙フィルター、ステンレスフィルターと順にステップアップしていくと味の違いが分かるので、色々なフィルターを試してみたいという人にはお勧めです。
私は、最初からコーヒー豆を自分で挽くスタイルでしたのでステンレスフィルターにして、その後紙フィルターも楽しみました。
コーヒーフィルターの場面別の使い分け方は?紙とステンレスどっちがいいか解説!
具体的に、どのような場面でコーヒーフィルターの特徴を活かした使い方ができるのか、実例を挙げて解説します。
コーヒーを一人でじっくり飲む場合
一人でじっくりと味わうのもいいですね。一人分であれば紙フィルターでもステンレスフィルターでも淹れる時間はそれほど変わりません。
私はあえて紙フィルターで少しずつコーヒー豆に熱湯を注いで、コーヒーの香りを一人で楽しみながら淹れます。
ゆったりとした時間が感じられますのでとってもおすすめです!
コーヒーをみんなでワイワイ飲みたい場合
4人位の友達が自宅に遊びに来て、コーヒーをもてなすのであれば、ステンレスプレス式フィルターがおすすめです。
プレス式フィルターであれば淹れるのに時間はかかりません。
コーヒーと、コーヒーに合うお菓子をさっと出しせばお友達を待たせることなく、友達との楽しい時間を満喫してください!
スーパーで買ってきたコーヒー豆の粉を使う場合
私はスーパーで買ってきたコーヒー豆は紙フィルターで淹れます。
安いコーヒー豆でも美味しく淹れることができますよ。
安くても美味しいコーヒー豆は沢山ありますので、色々試して自分に合うコーヒーを探し出すのも楽しみ方のひとつです。
面倒なのは嫌だけどコーヒー豆を買って飲みたい場合
お手軽にコーヒーを淹れたいときは、既に挽いてある粉状のコーヒー豆を買って、紙フィルターで淹れます。
淹れ終わった後も紙フィルターごとコーヒー豆を一緒に捨てて、後片づけも簡単!
私は、二人前程度のコーヒーを紙フィルターで淹れ、保温性がある水筒に入れて持っていくことが良くあります。
紙フィルターで簡単に淹れるから水筒に合うのです。自分で挽いて淹れる場合、じっくりコーヒーを飲みたいですから、水筒には合いません。
紙コーヒーでさっと淹れて、外出でも淹れたコーヒーを楽しみましょう。
まとめ
紙フィルターとステンレスフィルターの違いを要約すると、以下のようになります。
紙フィルターは
- 雑味も酸味もスッキリした味になるが、安いコーヒー豆でもそれなりに美味しいコーヒーを淹れることができる。
- コスト(費用)は使い捨てであるためランニングコストは高くなる。
- 一度に淹れらるコーヒーが二人分であるため、人数が多くなると淹れる手間や時間がかかる。
ステンレスフィルターは
- コーヒー豆本来の味を引き出す。高級なコーヒー豆は本来の味を楽しむべき。
- コスト(費用)は初期投資は紙フィルターより高めだが半永久的に使えるため長く使えばコスパが高い。
- 一度に5人分淹れることができるので、人数が多くても対応できる。
お友達やお客様に美味しいコーヒーを淹れてあげればとっても喜ばれます。
上手にフィルターを使い分けて、ぜひ楽しいコーヒーライフを!!